科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2018年11月8日(木)に、郡山市立富田西小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は、「ブンブンごま」です。参加者は6年生の児童の皆さんとその保護者・先生、合わせて159名で実施しました。初めに、学年主任の先生・PTA6学年委員長さんからあいさつがあった後、さっそく工作がスタートしました。

 科学館スタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の皆さんと一緒に科学館オリジナルの「ブンブンごま」を作り始めました。11月に入っているというのに、当日は比較的暖かく、児童の皆さんや保護者の皆さんも本気になって作業に取り組んでいただきました。

 さすが6年生の皆さんです。あっという間に「ブンブンごま」は完成しました。しかし、コマを回して「ぶんぶん」と音が出せるようになるのには、やはり大変なようで時間がかかってしまいました。

 

 活動が一段落したところで、科学館のスタッフから回転させるとなぜ音が出るのか? その謎を解き明かすヒントとして、縄跳びの際に出る「ヒューヒュー」という音や、風の強い日には、電線にあたった風で音が出ることを例に出しながら、「カルマン渦」についてのお話もさせていただきました。

 6年生の活動ということで、今回作った「ブンブンごま」をモデルにしながら、もっともっとぶんぶんと音の出る『ブンブンごま』を自分なりに工夫して作る予定にしていましたが、スタート時間が遅れた関係で、材料をお渡ししただけになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

 児童・保護者の皆様、そして、先生方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。