科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2019年2月6日(水)に、郡山市立行健小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は、「種!タネ!たね!」です。参加者は1年生から6年生の児童の皆さんと先生、合わせて51名で実施しました。

 まず最初に、「種」が風に乗ってどんな落ち方するのかを知っていただくために、本物の「種」を使用して実演しました。児童の皆さんからは、「クルクル回ってる!」、「ヘリコプターみたい!」の歓声が上がりました。

 次は、紙を使っての種づくりのスタートです。科学館スタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、紙を折ったり、切ったり、そしてホチキスで止めたりしながら、5種類(マツ・ツクバネ・ラワン・ニワウルシ・アルソミトラ)の種を作りました。

 

 工作が出来上がったので、図工室の隣にある多目的ホールを使用して、作った種を実際に飛ばしてみました。種の種類によって、落ち方が異なるので、児童の皆さんは、それぞれの種を何回も落としながら、楽しんでいました。中でも、アルソミトラの種の落ち方は、「グライダーみたい。かっこいい!」の声がきかれました。

 最後に、「なぜ、植物の種がこのような落ち方をするのか?」について、科学館の職員から話をさせていただきました。

 児童の皆さん、そして、先生方に心より感謝申し上げます。楽しい時間をありがとうございました。