科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2019年10月1日(火)に、郡山市立桃見台小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は「風船ロケット」です。2年生の皆さん、その保護者と先生、合わせて104名の皆さんと、明るい雰囲気の中で実施しました。初めに学年委員長さんと校長先生のあいさつの後、さっそく、「風船ロケット」作りがスタートしました。

 スタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の皆さんと一緒になって、工作を楽しんでいただいている様子でした。途中、風船の割れる音に何度も驚きながら、20分程で完成させました。

 完成後には、全員で一斉にロケットを飛ばしました。友だちや保護者の皆さんとどちらが遠くへ飛ばせるかを競って遊んだり、風船で作ったゴールめがけて飛ばしたり、たくさんの笑顔を見ることができました。

 

 工作の後は、実験をお見せしました。実際のロケットが宇宙にまで飛んでいくための燃料について、2つの実験を実演しながら会場の皆さんに説明をしました。

 一つはアルコールの燃焼を利用したもの、二つ目は、水素と酸素を使用した、水素爆発の実験でした。中でも水素の爆発実験では、その爆発音が体育館中に響き渡り、音の大きさに皆さん大変驚かれていましたが、それと同時にロケットの推進力の凄さを理解していただくことにもつながりました。

 児童・保護者の皆様、そして、先生方、本当にありがとうございました。