天文カレッジ 第1期講座 第6回 活動報告

星空の文化に親しむ 2013年10月16日(水)

 今回は十三夜の前日となった講座ですが、大型台風の接近もあり延期すべきかお昼まで天気とにらめっこでした。こちらは比較的早くに台風の影響が弱まったので、予定通り開講し、多くの方にお越しいただきました。

 

 星空の文化に親しむ、といっても非常に範囲は広く、また日本でも地域色があったり、世界各地の文化に根差したものなど、多岐にわたります。最初に、さまざまな「星空の文化」のトピックをご紹介しました。みなさんの興味に応じた内容に目を向けていただければ幸いです。
 講座では、神話から見た宇宙創成の話題、太陽と月を中心に作られた暦についてご紹介しました。身近な生活に根差すもの、人々が古くから天を見上げ考えてきた根源的な問いかけをどのように感じていただけたでしょうか。


 後半は、身近に話題になることが多い、占星術やお月見、七夕についてご紹介しました。
 長い歴史の中で積み重ねられた星の捉え方、さまざまな年中行事と融合しながら作られていった文化を、改めて実生活の中でも星とともに感じてください。


 次回は11月6日(水)「星空案内の実際」をテーマに行います。これまでの知識から、他の人と星を楽しむ一歩をどう踏み出すか、ちょっとしたコツをご紹介します。