天文クラブ 第7回 活動報告「身近なところで宇宙実験!」

2月10日(土)

 今年度の天文クラブの最終回は、宇宙に関係する実験を行いました。

 1つ目の実験は真空ポンプを使った実験です。宇宙は空気がなく、ほぼ真空の世界です。そのような環境では、身の回りにあるものが違ったふるまいをします。今回は、風船、ぬるま湯、炭酸水、マシュマロ、ブザー、吸盤を入れて、それぞれどんなことが起こるか調べてみました。

 予想通りの結果が見られたり、意外な結果になったりと、楽しみながら実験することができました。



 2つ目の実験は、彗星の核を作る実験です。今回は、ドライアイスとココアの粉末を使って、核のモデルを作りました。

 核のかたまりができるまで時間がかかってしまいましたが、なんとかココア風味の彗星を作ることができました。完成した核を太陽に見立てた電気スタンドにあてて、表面が融けていく様子を観察しました。中から二酸化炭素のガスが噴き出し、見事な尾を作りました。

 今回は、実験を通して宇宙の環境を見てもらいました。この他にも身近なところでできる実験がたくさんあるので調べてみましょう。


 今年度の活動はこれで終わりになります。1年間、いろんな発見があったと思います。その中で気になったことを今度は自分で調べてみましょう!また来年度もいろいろな活動をやっていきますので、ぜひ参加してみてくださいね!