天文カレッジ 第2期講座 第1回 活動報告

ペンシルロケットから始まった宇宙への一歩 2017年10月25日(水)

 今年度の天文カレッジ第2期講座「”日本から宇宙へ 〜宇宙開発のあゆみ〜」がスタートしました。今回もおかげさまで定員となり、多くの方々にご参加いただきました。参加できなかった皆様、申し訳ありませんでした。

 

 今年は、スプートニク1号が打ち上げられ、人類が宇宙へと出る手段を持ってから60年という節目の年です。現在では、ざまなざまな宇宙開発が行われ、私たちにとって身近になっているとともに、将来に向けたさまざまな夢もある状況です。

 第1回目の今回は、宇宙開発の全体像を振り返っていきました。宇宙開発の目的に応じた分類と、その具体的な内容、そして人工衛星や探査機がどのように宇宙で軌道をとっているかを知る基本的な情報について整理していきました。


 スプートニク1号以来、さまざまな人工衛星や探査機、そして人類が、時代により改良されていくロケットで宇宙へと歩んでいきました。宇宙開発の前段階である、ロケットの原型「火箭」や、ツィオルコフスキーらの功績、糸川英夫博士のペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発など、世界と日本の宇宙開発のあゆみをダイジェストで振り返っていきました。

 次回以降は、テーマごとに詳細をご紹介していきますので、今回の話題でキーワードや、時代ごとのポイントをつかんでいただければと思います。


 次回は、11月29日(水)に「ロケットのあゆみ」をテーマに行います。