天文カレッジ 第3期講座 第2回 活動報告

高校で学ぶ天文学 2018年3月7日(水)

 第2回目は、高校で学ぶ天文学を紹介しました。

 

 高校では選択制で科目を学んでいきます。天文分野は主に地学で取り上げられますが、履修率の状況を見ると、大部分の大人は中学までで学ぶ天文学の知識にとどまっていることを紹介しました。

 今回もプラネタリウムの映像を交えながら、高校地学で学ぶ天文分野のポイントを見ていきました。


 太陽系、恒星、銀河と宇宙、という形で章立てで見ていきましたが、非常に内容も盛りだくさんになるとともに、現代天文学で探究が続けられている部分や、新たな知見が盛り込まれています。

 また、地球の自転の証拠としての「フーコーの振り子」や、恒星を知る「HR図」、ビッグバンからの宇宙進化と加速膨張、ダークマターやダークエネルギーという内容や用語などが、どのような学習項目で触れられているか、また体系的に理解がどう進められていくかを紹介しました。


 次回は、3月21日(水)に「大学で学ぶ天文学」をテーマに行います。