2018年12月2日(日)

 第8回目の活動は、「ロケットヘリコプターを作ろう!」を行いました。

 

 今回は、小野先生が担当です。さっそく、クリップの加工からはじめました。ラジオペンチを使って、ゴムをかける部分を作っていきます。グループの中でも高学年のクラブ員や、先にできたクラブ員が、たくさん教えてくれていました。

 苦戦していたのは、次の「プラ板に穴をあける」工程です。カッターを使って、太いストローを通す穴をあけます。小野先生は「あせらず、まずはいびつな形でもいいから穴をあけ、少しずつ大きくしていこう」とアドバイスしてくださいました。時間はかかりましたが、なんとか全員が穴をあけることができました。

 動力部と羽根ができたら、次は組み立てを行います。お手本を見ながら、どうやって組み立てるのか考えて作業を進めました。

 

 ロケットヘリコプターは、ゴムで動きます。ゴムバンドをストローに通し、固定します。羽根をそれぞれストローに通したら、バランスを調整していきます。羽根の折れる向きや、羽根同士の間隔、何度回して飛ばすかなど、試行錯誤を繰り返しながら作りました。

 ついに!ロケットヘリコプターが飛び、歓声が上がりました。だんだんと飛ばすことのできるクラブ員が増えてきました。飛ばすだけでなく、プラ板に色をつけて、個性を出しているクラブ員もいました。

 活動終了時間となってしまい、飛ばせなかったり、もっと飛ばしてみたかったというクラブ員たちも、「お家でさらに試してみる!」と話していました。ぜひ次回の活動で、成果を教えてくださいね。

 

 最後に、活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介します。

 「プラスチックで羽をつくり、おりまげた羽根を工夫することができたのでよかったです。はばや向きを工夫して飛ばすことができたのでよかったです。」

 「羽根を作るまでにすごい苦労をした。プラ板に穴をあけるのが大変で、穴をあける場所にも気をつけた。羽根の向きが変わると飛ばなくなるから、そこを考えるのが面白かった。」

 「ヘリコプターを作ってうまく飛ばなかったけれど、羽根の向きをどっちも下に向けると飛びやすくなることが分かった。カラフルに色をつけてかわいくできた。100均で材料をそろえることができていいなと思いました。次は羽根の数を多くしてみたり、重さを変えて作ってみたいと思いました。」

 

 次回は、横田先生の担当です。お楽しみに!