2019年7月7日(日)

 今回は、小野先生が担当で、「空気を利用して発明しよう=ホバークラフトを作る」を行いました。

 

 今回は、小野先生が担当で、「空気を利用して発明しよう=ホバークラフトを作る」を行いました。

 最初に、小野先生からホバークラフトについての簡単な説明があった後、さっそく製作活動に入りました。

 まずは厚紙を利用してプロペラを作ります。そのプロペラを回す道具として、今回はカプチーノミキサーを使用(100円ショップ等で売っています)しました。これには、クラブ員もびっくりです。また、プロペラを固定するのには、消しゴムを、土台はカラーボードを利用するなど、身近で安価な材料を使っての製作活動になりました。

 

 今回の製作活動の成否を握っているのは、プロペラをどう作るかです。羽根の形や枚数、そしてねじれをどうするか?また、厚紙を使用しているので簡単には作れるのですが、やはり紙だけに、強度の問題もありました。

 クラブ員は、「作っては直し、直してはまた新しいものを作る。」この作業を繰り返していました。そして、ホバークラフトが自分の思うような動きをした時の喜びは、大変大きかったようです。「うまくいかない部分をどうすれば解決できるのか?」この考えは、発明クラブのおおもとです。真剣に考え、作り変えていく活動の場を繰り消し体験することで、工夫していく力が身についていくのだと思います。

 

 活動を終えた2名のクラブ員の感想を紹介します。

 「羽根の形を、円全部を使ってみたり、2枚・3枚・4枚と増やしてみたりしました。結果は4枚の時が一番良かったです。羽根の角度は急にしたほうが空気を受ける量が大きくなり、良いということもわかりました。」

 「なかなか進まない理由を突き止めるのは、難しいことでしたが、新しい知的財産を手に入れることができました。ほんの少しの違いで間違った方向に進めてしまうと、繊細な作業は、特に大変でした。家でも工夫してもっと多く前に進む工夫をしていきたいです。」

 クラブ員の皆さん、大変お疲れ様でした。そしてご指導くださった4名の先生方、大変お世話になりました。

 

 次回の活動は8月25日(日)、「箱カメラを作ろう」です。