2020年1月12日(日)

 今回は小野先生が担当です。テーマは「摩擦を使って発明しよう! ~カーリングを作って遊ぼう~」です。

 

 平昌オリンピックで、大変盛り上がった競技「カーリング」を身近な素材で作り上げるものです。材料はクリアファイル・画用紙・色紙・ペットボトルキャップの4つです。

 最初に小野先生は、この工作の基礎となる「摩擦」について説明をされました。普段の生活で、「摩擦」を意識することはほとんどないですからね。

 次に、事前に作っておいたモデルをクラブ員に提示しながら、製作のポイントや注意点などについて説明を行い、製作に取り掛かりました。

 

 最初に、クリアファイルを2枚重ねて切る作業を行いましたが、クラブ員の皆さんは悪戦苦闘しました。難しかった理由は、2枚重ねると厚みがでるので、同じところを何度か切らないといけなかったからです。また、35cmの長さを真っ直ぐ切るのですが、使った定規が短く、一回で切ることができなかったのが原因でした。

 しかし、その後に行った作業は、上手くクリアしたので、最後は完成したカーリングを使って、クラブ員同士、楽しくゲームで遊ぶことができました。

 

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「ファイルを切る作業、ファイルとファイルをつなげる作業」が難しかったです。でも、完成して遊んだときは疲れが吹き飛ぶほど楽しかった。そして、摩擦のことも良く分かって、良かった。」。

 「工夫してカーリングゲームを作って、遊んだりできたので、とても楽しかった。また、カッターの正しい使い方がさらに上手くできるようになった。」

 「身近なもので、摩擦の疑問が解けて良かった。カーリングを実際にやってみたくなりました。」

 

 次回の活動は、横田香織先生が担当して2月16日(日)に行います。