2020年2月16日(日)

 令和元年度、最後の活動日の担当は、横田俊則先生です。今回は「からくり工作 ふりこのおもちゃ!」を行いました。

 

 最初に科学館の橋本先生から、クイズ形式を交えて「振り子の等時性」についての説明がありました。

 次に、横田先生が事前に製作してきた見本をもとにして、作り方の説明をしてくださいました。工作の材料となる、キャラクターが印刷された台紙と何も印刷されていない台紙2枚が配られました。印刷されている方を使用すれば、時間をかけないで簡単に作ることができるのですが、多くのクラブ員は、何も印刷されていない台紙に自分のイメージを膨らませながらデザインを描き始めました。この一年間のクラブ員の成長を、このようなところにも見ることができました。

 

 振り子の動きを利用したオリジナルの「おもちゃ」が、あちこちで完成してきました。「雲が動いて、後ろにある虹が見え隠れするもの」、「怪獣が火を噴く動きを再現したもの」、「女の子の後ろをお化けが追いかけてくるもの」などなど、クラブ員一人一人のアイデアがたくさん表現されていました。この1年間を通して、工夫することの喜びを感じ取れる子に成長していることを実感できる時間でもありました。

 活動終了後に閉講式が行われ、10回の活動すべてに出席したクラブ員7名には、小野会長から奨励賞が授与されました。賞状を受け取るクラブ員の表情は、晴れがましいものでした。

 

 クラブ員を代表して奨悟さんと美咲さんが「1年間の活動を振り返って」と題して活動の反省を、また、今年の発明工夫展で、福島県教育長賞を受賞した森田さんとテレビユー福島社長賞を受賞した小林さんの2名にも、受賞した喜びの感想を発表していただきました。4名ともに、内容のある素晴らしい感想を堂々と発表してくれました。ありがとうございました。

 クラブ員の皆さん、ご指導くださった5名の先生方、大変お世話になりました。3月には、令和2年度のクラブ員の募集が始まります。興味のある方は、ぜひ応募ください。

 

【令和2年度 郡山市少年少女発明クラブ員募集】