2021年2月14日(日)

 今回は黒森先生が担当です。テーマは「太陽・地球・月」です。

 

 はじめに黒森先生が作ったお手本を見せてもらいました。2本のわりばしを動かすと、円板の表面に描かれた3つの丸がクルクルと回る様子がわかりました。これは、赤が太陽、青が地球、黄色が月の様子を表しています。

 まずは、黒森先生の手書きの設計書を見ながら、見本のように組み立てていきます。わりばしと小さな円板がくっついたパーツをはりがねとテープで固定します。はりがねの曲げる加減を調整して、クルクルと回るようにします。大越先生のアイデアで、裏面にも星の描かれた円板をくっつけて完成しました。

 

 円板を回すと、太陽、地球、月がどんな位置関係で動いていくかがわかります。一直線に並んだときに、どんな現象が起きるかも学びました。また、ボールを手に持って自分の身体を動かし、月の満ち欠けを身体で覚えることができました。

 最後に閉講式を行いました。1年間休まず来てくれたクラブ員2名を表彰しました。また活動を振り返って、代表の2人がすばらしい発表をしてくれました。

 地震で大変な状況の中、来てくださったクラブ員の皆さん、送迎していただいた保護者の皆さま、また講師の先生方、本当にありがとうございました。

 

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「太陽と月と地球の位置がわかるものを作って、自分がどこにいるかによってどの星がどこにあるか分かり、とても面白かったです。」

 「楽しかったことはボールを使って月の満ち欠けを体感できたことです。三日月や十五夜など月の見える姿は新月からの日にちになっていたことを初めて知りました。」

 「私は今年度で発明クラブを卒業します。4年間活動して、先生方にたくさんのことを教えていただきました。知的財産や知的好奇心という言葉を忘れずにこれからも過ごしていきたいです。」

 

 来年度の第1回目の活動は、5月16日から行います。お楽しみに!