2022年5月15日(日)

 令和4年度の郡山市少年少女発明クラブの活動が始まりました。今回は黒森先生が担当です。テーマは関節が自由に動く「喜多方人形」作りです。

 

 はじめに開講式を行いました。小野会長と、科学館の佐藤館長に挨拶をいただきました。またクラブ員を代表して4年目を迎えた森田さんから、発明工夫展に出品し入賞している経験談や先生方への感謝の言葉を盛り込んだ挨拶をもらいました。はきはきとした頼もしい先輩の言葉に感動しました。

 これから1年間、「知的財産」と「知的好奇心」を大切に、同じクラブ員の仲間たちと楽しんで活動していきましょう。

 今回はストロー2本とタコ糸と丸い割箸を使い、関節が自由に動く喜多方人形を作りました。はじめ人形のイメージが持てるよう黒森先生が作って来られた見本を見せてもらいました。ストローに3カ所(手首、ひじ、肩になる部分)切り込みを入れます。次にタコ糸をストローに通し端をセロテープで止めます。丸い割箸を人間の体に見立て腕や足になるストローとセロテープで固定します。最後に顔を割箸に取り付け完成です。

 タコ糸を強く引いたり弱く引いたりすることでいろんな表情を作り出す人形に、おもしろさを感じながら制作に没頭していました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「関節部分に切れ目を入れると曲がった。手の部分に棒をくっつけてみると剣を持っているみたいでかっこよくなった。強く引っ張ったり弱く引っ張ったりすると動きが変わった。」

 「工夫したのは切る深さを変えて関節の曲げる順番を変えたところです。今度はたくさんのストローを使ってタコ人形を作ってみます。」

 「たくさんの工夫がつまっている人形なので、自分の力で可動部分を増やしたり減らしたりして自分なりの人形に作りかえてみます。」

 

 次回の活動は、大越先生が担当して6月12日に行います。お楽しみに!