2022年8月28日(日)

 今回は横田先生が担当です。テーマは「望遠鏡を作ろう」です。

 

 はじめに、望遠鏡とは遠くのものを近くにあるかのように見せる装置であることや、望遠鏡の種類には大きく分けて屈折式と反射式があることを学びました。

 次に、光は小さなボールのような性質を持つ電磁波の一部であることを教えてもらいました。それから光の性質を調べる実験を行いました。いろんな形をしたガラスに3本のレーザー光を当てると、光が一点に集まったり広がったりしました。はじめて見る現象にクラブ員からは「すごい」という驚きの声が上がっていました。

 製作開始です。望遠鏡に取り付ける2枚のレンズの焦点距離を調べました。調べ方は簡単です。レンズを上下すると机の上に天井の蛍光灯がきれいに写ります。その時の机とレンズまでの距離が焦点距離です。

 焦点距離に合わせ筒の長さを決め、細い筒を10cmの長さに切りました。固い筒なので切るのに手間取りました。2本の筒にボンドで大小のレンズを貼りつけました。筒の外側に色紙を貼り完成です。20階から郡山市街地をのぞいてみるときれいな景色を見ることができました。長い時間、自分で作った望遠鏡で景色を眺めていました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「初めに光について考えました。光は丸い球のようなものだと知りました。」

 「望遠鏡を作って、望遠鏡の仕組みがわかり、とても楽しく作ることができました。」

 「作っていた時にボンドを付けすぎて失敗しましたが、先生方が助けてくれて完成できました。のぞいてみるとちゃんと遠くのものが見えたので、家の周りにある遠くのにあるものも見たいと思いました。」

 

 次回の活動は、黒森先生が担当して9月25日に行います。お楽しみに!