【Aクラス】2019年10月19日(土)

 はじめに、今回のテーマ「音」に関連して、音当てクイズを行いました。すべて3択問題にしましたが、ふだん聞かない動物の鳴き声は難しかったようです。意外にも、生活音や自然の音などの普段聞いている音でも、改めてクイズにされると迷うようです。

 音に興味を持ってもらったところで、音の正体をさぐる実験に入ります。今回は音叉を使用し、音を鳴らして水の中に入れるとどうなるかを観察しました。また、カメラを使って動画を撮り、ふだんとは自分の声が違って聞こえる体験をしました。

 

 最後に行った実験は、楽器の分解です。小学校で使用する身近な楽器、鍵盤ハーモニカの中身を見ていきました。ドライバーを初めて使用するクラブ員も多い中、8か所のネジを外し、うまく分解することができました。予想していた中身とは違った様子が見えたのではないでしょうか?

 分解した後は、中のリードという板を指で弾いたり、ストローで吹いたりして音の出る仕組みを探りました。次回のBクラスのために、分解した状態から完璧に元に戻して、実験終了です。学校で鍵盤ハーモニカを演奏するときに、また思い出してもらえたらと思います。

【Bクラス】2019年10月26日(土)

 学校行事等で出席者が少ない中でしたが、集まったクラブ員たちで楽しく活動することができました。まずは、音の正体をさぐる実験として、水の中に音叉を入れて観察します。音が鳴っている状態で水に入れると、水面が震えたり、水が跳ねたりする様子がわかりました。

 次にヴァイオリンなどの弦楽器4種類の写真を見て、楽器の名前や出る音の高さを予想しました。音の高さのしくみを知ると、出る音の高さも予想がつきやすかったようです。

 

 最後は音の出る工作です。「コケコッココップ」を作りました。早口言葉のような名前に盛り上がりつつ、型紙からパーツを切り取ります。完成し、ウェットティッシュでタコ糸をこするようにひっぱると、見た目よりも大きな音が出て、驚いたクラブ員が多くいました。

 他にも、科学館には珍しい楽器がいくつかあり、休憩時間には実際に触って音を出してもらいました。一目見ただけでは音の出し方がわからないような楽器もあったと思います。音や音の出る楽器のしくみにも、ぜひ興味を持ってもらえたらと思います。

 

 次回は、天文パート「宇宙探検にでかけよう」です。お楽しみに!