【Aクラス】2022年7月3日(土)

 前回は遠くのものを見るための道具「望遠鏡」を使いましたが、今回は近くにある小さなもの見るための道具「虫眼鏡」と「顕微鏡」を使っていろいろなものを観察しました。

 最初に使ったのは「虫眼鏡」です。星の砂として知られる海の生き物「有孔虫」の死骸を観察しました。よーく見ると星の形以外のものもあります。皆さん虫眼鏡を上手に使ってさまざまな有孔虫の種類を見つけることができました。

 次に「顕微鏡」を使った観察を行いました。今回は「生物顕微鏡」と「実体顕微鏡」の2種類を使いました。生物顕微鏡ではミジンコなどの微生物を、実体顕微鏡ではティッシュペーパーなどの身近なものを観察しました。皆さん、顕微鏡を使うときのルールや手順をしっかり守って、上手に観察をすることができていました。

 最後は、おうちでも使える「ビー玉顕微鏡」を作りました。着ている服を顕微鏡で観察すると、小さな穴が空いていることが分かります。その他、印刷用紙など、皆さんいろいろなものを楽しそうに観察していました。おうちでもぜひ小さな世界をのぞいてみてください。

【Bクラス】2022年7月9日(土)

 Bクラスも「虫眼鏡」や「顕微鏡」を使った観察に挑戦しました。

 星の砂の観察では、ホシズナ以外にもタイヨウノスナやウニのとげなど、たくさんの小さな生き物の痕跡を見つけることができました。また、見つけたものはスケッチをして記録をしました。輪郭だけでなく、模様や色まで細かく描いて、夢中になってスケッチを行う姿が印象的でした。

 次に「生物顕微鏡」を使って、4種類の微生物の観察を行いました。また、Bクラスの皆さんもとても上手に生物顕微鏡を使うことができたので、バッタやハチなどの複眼や羽の観察にも挑戦できました。写真の行列は、虫のパーツが入ったカードを配布している様子です。

 その後の「実体顕微鏡」や「ビー玉顕微鏡」を使った観察も、皆さん上手に顕微鏡を使い、観察したものの特徴を細やかに捉えていました。

 おうちでも、ぜひ顕微鏡をのぞいて小さな世界を探求してみてください。

 

 次回は、天文パート「月のひみつ」です。お楽しみに!