星空の文化に親しむ 2022年11月16日(水)

 今回は昔から人々が星空を見上げ作ってきた、さまざまな文化をご紹介しました。

 まずは第1回目の講座でも少しご紹介した星座について振り返りながら、日本で使われてきた中国由来の星座や星の和名についてご紹介しました。そして、神話で語られる宇宙の成り立ちについて触れていきました。

 続いて太陽と月の様子から見出した時についてご紹介し、太陰暦・太陰太陽暦・太陽暦の特徴をご紹介しました。

 後半は、占星術の成り立ちと発展についてご紹介しながら、どのような体系になっているかを確認しました。

 最後に、私たちの生活の中に続く七夕とお月見の風習について、そのルーツを見ていきました。ぜひ本物の夜空で星を見上げながら、昔の人がどのように星を見上げ考えてきたかを振り返ってみてください。

 

 次回は、1月11日(水)に「星空案内の実際」をテーマに行います。これまでの知識をもとに、星空の楽しみを伝えるさまざまな方法を紹介します。