科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2018年7月10日(火)に、郡山市立富田東小学校で開催しました。

 

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 今回お届けした実験・工作は、「風船ロケット」です。参加者は5年生の児童とその保護者・先生、合わせると300名を超える大人数で実施しました。

 初めに学年委員長さんのあいさつの後、さっそく工作がスタートしました。科学館のスタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の方と一緒になって科学館オリジナルの「風船ロケット」を作り始めました。

 当日は気温が高く、しかも体育館の中なので、児童の皆さんや保護者の皆さんも汗をかきながらの作業になりました。

 それでも20分ほどで「風船ロケット」を完成させることができました。さすが5年生!思い思いに風船ロケットを飛ばして遊ぶ姿が見られました。

 

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 時間にゆとりがあれば、「同じ材料を使って、自分なりに工夫して最初に完成させた風船ロケットよりも、遠くまで飛ぶロケットを作ろう!」をめあてに、2機目を作る予定でいましたが、時間が足りなくなってしまい、家に材料を持ち帰って作ることになりました。

 最後に、科学館のスタッフが、ロケットが飛ぶ仕組みについて、3つの実験(スーパーボールで飛ぶロケット・アルコールを燃料に飛ぶロケット・水素の燃焼実験)を実演しながら会場の皆さんに説明をしました。中でも、体育館の天井まで届いたロケット発射実験には、歓声と驚きの声が湧きあがりました。

 富田東小学校5年生の皆さん、そして保護者の皆様、ありがとうございました。