郡山市ふれあい科学館では、2019年10月19日(土)に日本大学工学部との連携により科学ゼミナール「オルゴールを作ろう! ~太陽の光で音が鳴る!?~」を開催いたしました。

 講師には、日本大学工学部教授の遠藤 拓 先生をお迎えしました。

 

 まずは、LEDについての説明がありました。現在、いろいろなところで使用されているLEDですが、1960~70年代に赤色LEDと緑色LEDが開発され、1990年代に日本人研究者が青色LEDを開発したことで、光の三原色が揃い、さまざまな色を作ることができるようになりました。

 また、LEDは電気で光るだけではなく、光で電気を作ることができることも学びました。

 

 そして、いよいよオルゴールの製作に取り掛かりました。

 LEDは、太陽などの強い光を受けるとわずかに電気を作ることができます。それが10個程度集まると、低電力のメロディーICを鳴らすことができます。

 はじめに先生が用意してくれた型紙に10個のLEDを並列につなぐ回路を作りました。電池をつないでLEDが点灯し、通電確認ができると第一段階はクリアです。

 続いて、メロディーICとスピーカーをつなぎました。接触不良で音が鳴らない子もいましたが、先生やアシスタントの大学生のお兄さんのサポート受けて、全員無事に完成できました。苦労して作ったオルゴール、大切にしてくださいね。

 遠藤先生、本当にありがとうございました。