【開催報告】小中学生・高校生のための科学技術へのいざない

 郡山市ふれあい科学館では、2014年11月29日(土)に、新潟大学工学部と連携して大学が研究している工学の世界や科学の楽しさを、大学の先生や学生に簡単な実験や工作で紹介しました。

 8つのコースがあり、多くのお客様に科学の楽しさを体験いただくことができました。


コース1:燃料電池カーで水素エネルギーの利用を体感しよう

 2014年12月に世界で初めて燃料電池車(FCV)が市販されることも発表され、期待が高まっている燃料電池。ここでは、水素で電気を発電し、ラジコンで一足早く燃料電池車の運転を体験してもらいました。

コース2(その1):身近な放射線を観察しよう

 身近にたくさん飛び交っている放射線。測定機器を使って、身近なものから出ている放射線を測ったり、自然界にある放射性物質(放射線をだすもの)を紹介したりしました。


コース2(その2):目で見る放射線(東北放射線科学センター)

 放射線はヒトの目で直接見ることはできません。でも、霧箱を使うと放射線の飛んだ軌跡を見ることができます。来館者の皆さまに、実際に放射線が飛んだ様子を見て確かめてもらいました。

コース3:水を固めて芳香剤をつくろう

 高吸水性ポリマーを使った芳香剤作りを行いました。高吸水性ポリマーは、赤ちゃんなどが使う紙おむつなど使われていて、その名のとおり水を吸って内部に閉じ込めることができます。香りをつけた水分を吸収することで、高吸水性ポリマーが芳香剤に早変わりします。女の子を中心にとても人気のある工作でした。


コース4:エキジョウカ?液状化!〜新潟地震から50年〜

 地震の際に起きる「液状化現象」を装置を使って実験しました。液状化現象は、地震の振動で地面が液状化して、建物が地面に沈んだり、逆に地中のマンホールが地表に浮き出てくる現象です。実験では、装置をハンマーでたたいて模型の町が液状化する様子に体験した皆さんは驚いていました。

コース5:電気色鉛筆で絵を描いてみよう!

 酸性やアルカリ性の液体に反応して色が変わる薬品を指示薬といいますが、今回はその一種であるムラサキキャベツ液をしみこませた紙に電気を流して絵を描いてもらいました。ただの金属の棒だけでは何も描けないのですが、電気を流すと棒の先で「電気分解」という現象が起こって、酸性やアルカリ性の物質ができて色が変わります。体験した皆さまも驚いて、そして楽しんで描きました。


コース6:う〜んと冷たい!低温の世界

 -196℃の液体窒素を使って、日常では見られない不思議な現象を体験してもらいました。花やボールを凍らせるとどうなるか、さらに超伝導という新技術を体験して、皆さまとても驚いたようでした。

コース7:切って、はって、楽しい電子工作

 こちらでは少し難易度の高い電子工作に挑戦してもらいました。まもなくクリスマスということで、今回は「光るクリスマスツリー」づくりを行いました。20〜30分程度かかりましたが、皆さま一生懸命取り組んで無事に光るツリーを完成させました。


コース8:わくわく科学工作〜浮かせて遊ぼう〜

 当館は、ストローを吹くとボールを浮かせることができる工作「うきうきボール」を作りました。うまくボールを浮かせるのはなかなか難しいのですが、吹く息の量をうまく調整するのがポイントです。小さいお子様も何度か練習してうまくボールを浮かせていました。