【開催報告】小中学生・高校生のための科学技術へのいざない

 郡山市ふれあい科学館では2017年11月3日(金・祝)に、新潟大学工学部とともに、大学が研究している工学の世界や科学の楽しさを紹介する「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」を開催しました。

 当日は、大学の先生方や学生が、全部で8つのコースを設定して、来館した多くのお客様に科学の楽しさを体験していただきました。


コース1: すごいぜ水素!

 水素で作った電気は、次世代のエコなエネルギーとして注目されています。主に自動車分野に注目されている、この分野の最先端技術を紹介しました。

コース2(その1): 環境にはどんな放射能があるだろうか

 測定機器を使って、身近なものから出ている放射線を測り、どんな種類の放射線があり、どのようなものが、どの種類の放射線を遮断するのかを紹介しました。

コース2(その2): α線が作る雲を見てみよう(東北放射線科学センター)

 霧箱という装置を使って、α線の放射線の飛んだ軌跡を、実際に見て確かめてもらい、その原理を解説しました。

コース3: 手作り!キラキラ・スーパーボール

 加熱すると変形する素材から、温度を加えながら手作りのスーパーボールを作りました。また、それを使って実験してゴムの性質や弾性を学んでもらいました。

コース4: やわらかい砂、かたい砂〜液状化のふしぎ〜

 地震の際に起きる「液状化現象」を装置を使って実験しました。そして実験の後、どうして液状化現象が起きるのかを解説しました。

コース5: リモコンオルゴールをつくろう

 何気なく使っているリモコンですが、そこからは目に見えない光、赤外線が出ています。そのリモコンの赤外線の信号を受信するとオルゴールが鳴る電子工作を行いました。

コース6: 超・つめた〜い!氷の世界と超電導のふしぎ

 マイナス196℃の液体窒素を使って、超低温で花やボールを凍らせるとどうなるかや、さらに低温で起きる超伝導という現象を体験してもらいました。

コース7: UVチェックストラップをつくろう

 紫外線で色が変わるビーズを使い、オリジナルのストラップを作りました。また、そのストラップに紫外線をあてると、どのように色が変わるのかを実験しました。

コース8: コケコッココップ(科学館)

 紙コップとひもを使い、コケコッコとにわとりの鳴き声のような音が鳴るおもちゃを作りました。振動で音が鳴る仕組みを学びました。