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【開催報告】プラネタリウム クリスマスコンサート「ケルト・北欧の調べ 〜オーロラの輝く夜に〜」

 郡山市ふれあい科学館では、プラネタリウムの星空と生演奏のコラボレーションをお楽しみいただく、プラネタリウムコンサートを行っております。

 今年度2回目は2017年12月16日(土)に、ケルト・北欧の音楽を作曲・演奏されているhatao&namiをお迎えしてのコンサートでした。プラネタリウムの北欧の星空や美しいオーロラの映像とともに、すてきな演奏をお楽しみいただきました。


 今回は、大阪を拠点に全国で活動されているhatao&namiのお二人をお招きしてのコンサートでした。お二人にとっては、今回が初めての福島公演です。

 最初はアイルランドのキャロルやオリジナル曲を4曲続けて演奏されました。2曲目の「星降る夜のうた」では、頭の上に北欧の満天の星が輝きました。

 MCではケルト音楽についての紹介があり、ケルト音楽は軽快なダンス曲が多いことを話していただきました。そして、アイルランドのダンス曲とアイルランドに伝わる人魚の物語から、人魚の伝承曲を演奏いただきました。人魚の曲ではアイリッシュハープのキラキラとした音色が、とても美しかったです。


 今回はアイリッシュフルートやティンホイッスル、バグパイプなど10種類ほどの笛を用意していて、その音色の違いがケルト・北欧独特のメロディーを作り上げていました。また、その後に演奏したスウェーデンの伝承曲「柳の笛の歌」では、hataoさんの笛の速弾きが目を引きました。

 後半は、北欧のクリスマスについて紹介されたあと、カタロニアの伝承曲「聖母の御子」というクリスマスの曲を演奏されました。頭上にはサンタクロースや北欧のクリスマスに現れるというトントゥが登場しました。


 さらに、クリスマスプレゼントとして頭上には美しいオーロラが輝きました。オリジナル曲の「夜の扉」、「ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲 (ノルウェー伝承曲)」のゆったりとした曲に合わせてオーロラがダンスをしているかのようでした。

 今回は、アンコールを含め合計14曲も演奏していただきました。珍しい笛の音色やハープの調べに終始ケルト・北欧の世界に引き込まれていました。また、音楽を通して、ケルト・北欧の地域についてたくさんのことを知ることができました。


 今回は、1・2回目とも満席となり、大盛況のうちに終了することができました。ご来場の皆様、そして、すてきな演奏をしていただいたhatao&namiのお二人、本当にありがとうございました。