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【開催報告】コズミックカレッジ キッズコース

 郡山市ふれあい科学館では2016年11月6日(日)に、小学校1年生から4年生と保護者を対象に、コズミックカレッジ キッズコースを開催しました。

 今回は、11月14日に天候が良ければ見ることができる「スーパームーン」にちなんで、「月をめざせ!」をテーマに、月の形や模様などの見え方について、月へ行く手段や月の環境について、また、月探査などについて、実験や工作、クイズなどを行いながら学びました。

 講師は、宇宙教育リーダーの赤間 祐市先生(永盛小学校)、佐野 亮二先生(郡山第三中学校)と、当館職員の梅本 顕史、惠川 司、橋本 宏克が担当して実施しました。


月はどう見える?

 第1部は「月はどう見える?」がテーマです。はじめは、参加者の皆さんが見たことのある月の姿を絵に描いてもらいました。すると、満月や三日月など、いろいろな月が登場しました。では、どうしていろいろな形の月が見られるのか、ボールに照明をあてて実験しました。月の形が変わる理由が分かってもらえたようです。

 続いて、月の模様がなにに見えるかを考えてもらいました。「たぬきに見える」などの意見もでましたが、世界の国々でもそれぞれいろいろな生き物などに例えられてきたようです。


月へ行こう!

 第2部は「月へ行こう!」がテーマです。今回は、月へ行くためのロケットを作りました。サターンV型ロケットをモチーフにしており、できあがったあとは、写真の月へ向けてみんなで打ち上げました。

 次に実際の空気がない月面ではどんなことが起こるのかを、ブザーや風船、マシュマロなどを使って実験しました。参加者の皆さんは身を乗り出して見入るほど、興味津々のようでした。

 最後には、月面のでこぼこ、クレーターについて、小麦粉やビー玉を使って、そのでき方を実験しました。


月をたんけんしよう!

 第3部は「月をたんけんしよう!」がテーマです。人間にとっては広大な月、宇宙飛行士も歩いて探検するのは大変です。そこで、アポロ計画では、人が乗れる月の探査車が使われました。

 講座では、その探査車をモチーフにした工作を行いました。ゴム動力で走るエコ仕様で、完成後はみんなで走らせました。

 日本でも民間会社やJAXAが月へ無人の探査機を送る計画を発表していますので、今後のニュースにも注目して月探査へも興味・関心を高めてもらえれば幸いです。


 コズミックカレッジは、また来年も開催する予定です。お楽しみに!!