宇宙の日記念行事「宇宙教室」
日本の宇宙開発と世界の宇宙開発

2003/09/14


 「宇宙教室」は、宇宙開発事業団と全国各地の科学館との共催により宇宙開発事業団職員が、全国の中学校や科学館等において宇宙に関する講演を行います。

 この事業は平成5年度より実施されており、今年で11周年を迎えます。郡山市では平成10年度に始まり、6年目の今年は、郡山市立郡山第六中学校にて開催いたしました。

 

 宇宙開発事業団 高度情報化推進部成果利用課の岩本 裕之(いわもと ひろゆき)先生をお招きし、「日本の宇宙開発と世界の宇宙開発」をテーマに講演会を開催いたしました。

 会場内は全校生徒約920人が参加しました。世界の宇宙開発の歴史や日本の宇宙開発の歴史などをもとに、日本の宇宙開発における現在の国際的な立場についてもお話しいただきました。また、将来はどんな活動が宇宙で行われるのかという具体的な話もあり、気軽に宇宙旅行に行けるかもという話にも生徒たちは興味を示していました。

 

 風船を使い、ロケットが飛ぶのはなぜかということも簡単にお話しいただきました。また、ビデオによりロケットの組み立てと打ち上げなども見ることができました。特に、映像の中には宇宙から見た青く美しい地球もあり、生徒たちは心を奪われていたようです。

 

 いよいよ、質問タイム。みなさんきちんと何を質問しようか考えてきていたようで、次から次へと質問の手があがりました。

 「ロケットは、燃料タンクなどを切り離した際に、切り離したものは地上に落下しないのですか?」といった宇宙開発に関する質問をはじめ、「火星の接近について」など天文に関する質問も出ました。

 岩本先生はどの質問にもすらすらと答え、さすがです!

 

 

 最後に生徒代表からお礼の言葉がありました。岩本先生どうもありがとうございました!