郡山市ふれあい科学館では2016年3月24日(木)～4月5日(火)まで、福島県立郡山北工業高等学校・福島県立清陵情報高等学校・福島県立白河実業高等学校と連携して「ロボットで遊ボット！～ロボット展示・操作体験～」を開催いたしました。
高校生の皆さんにもボランティアで参加していただき、展示ロボットの解説や、操作体験ロボットの操作方法などについて説明していただくとともに、学校での研究活動や部活での活動成果などについても紹介していただきました。
★「ジョイ・メカボット」(白河実業)
コントローラーで８方向に動くメカナムホイールという独特のタイヤのロボット操作を体験いただきました。配置したボールを所定の穴にうまく落とせるようにロボット操作していただきました。
★「ＣＡＮＢＯＴ(カンボット)」(白河実業)
アームのついたロボットをコントローラーで操作して、空き缶をつかみ、所定の場所まで運ぶロボットです。運ぶだけでなく、缶をうまく積み上げることもできます。ゲーム感覚でロボット操作を体験いただきました。
★高等学校ロボット競技大会出場ロボ
(郡山北工・清陵情報・白河実業)
高等学校ロボット競技大会の県大会や全国大会で活躍した、各校のロボットを展示しました。毎年変更になる大会の課題をクリアするため、各校ごとの工夫がつまったロボットです。
★ロボット相撲大会出場ロボット(清陵情報)
ロボット相撲大会に出場した競技用のロボットを展示しました。各種センサーやプログラムの一部分についてもパネルで紹介しました。
操作体験用相撲ロボット(清陵情報・郡山北工)
アニメのキャラクターやロボットをモチーフにした相撲ロボットで対戦してもらいました。初心者でも安全に楽しめるように設計されていて、ロボット相撲を楽しんでいただきました。
★Candy Catcher(清陵情報)
UFOキャッチャーのようにクレーンを操作して飴玉を狙います。操作ハンドルが手回し発電機になっていて、自分で電気をおこしながらクレーンを操作していただきました。
★「リモコンカー」(清陵情報)
ゲームのコントローラを使って、赤外線通信より障害物に強いBluetooth(R)の無線通信で、ラジコンカーの操作を体験していただきました。
★ブロックロボット(清陵情報)
いろいろなブロックを組み合わせて、ロボット作りに挑戦し、見本通りに作成したあと、簡単なプログラムで動作開始です。オリジナル作品にも挑戦していただきました。
★国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト参加ロボット(郡山北工)
「国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト」という大会に参加したロボットを展示しました。第５回大会の世界大会で第１位「First Prize」を獲得した「Pro ROBO(プロロボ)」や、第６回大会の世界大会で第３位「3rd Prize」を受賞した「Shadow(シャドウ)」などのロボットを展示・紹介しました。
★「Ｓｍａ ＲＯＢＯ（スマロボ）」(郡山北工)
両手足に取り付けたセンサーにより人間の動きを検出し、その動きによりロボットを操縦するロボットです。また、スマートホン上のアプリでも操縦することができます。いろいろな方法でロボットの操作を体験していただきました。
★「Shootank（シュータンク）」(郡山北工)
コントローラーを使って操作し、ピンポン玉を相手のかごにどれだけ入れられたかを競う対戦形式のロボットです。楽しみながら、競技大会のミニチュア版のようなロボットを体験していただきました。
★「木登りロボットギベン」(郡山北工)
2015年のロボット展「農林水産ロボットコンテスト」に出展したロボットを展示しました。松枯れ線虫病に罹患した樹木を高圧電流により殺虫することを目的に開発されたもので、樹木先端に電極を設置するためロボットが枝伝いに木登りをします。
★「さんふらら」(郡山北工)
太陽光発電パネルがついたロボットに、ライトで光をあてることで操作します。制限時間内に、どれだけ早くゴールにたどりつけるかゲーム感覚で操作を体験していただきました。
★ロボットアーム(郡山北工)
ロボットアームの操作を体験です。機械でできた腕を、レバー操作で自由に操り、ボールやペットボトルなどをつかんだり、運んだりすることに挑戦していただきました。
★ロボット移動機構(郡山北工)
四輪の車を方向転換させるのに、「オムニホイール」という機構を使って、全方位に移動できる仕組みを操作体験していただきました。
★グラス・カッター「 酪ＤＡ農(らくだのう)」（郡山北工）
原発事故以降の農産物の検査には、飼料の牧草１kgを１㎝以下の長さに裁断する必要があり、酪農家の一助となるよう牧草を細かく裁断するため開発されたロボットです。2015年11月に世界青少年発明工夫展で最高賞のゴールドメダルを受賞したロボットを展示・紹介しました。
★タッチゲームロボ「HexBox360」(郡山北工)
室内で遊べるよう開発されたロボットで、ランダムに光る周りのボタンを、全部押し終わるまでのタイムを競うゲームです。小さなお子さんにも大人気でした。
★綿菓子職人R(郡山北工)
飴玉から自動で綿菓子を作ってくれるロボットです。わり箸をセットしたあとは、好きな味をボタンで選ぶだけで綿菓子ができあがります。作っている様子をながめるだけでも楽しいロボットでした。
★「ホバークラフト」(郡山北工)
平成27年度の郡山北工電気科の課題研究で製作されたロボットです。空気の力を使って本体を浮かして扇風機で空気を動かすことで進みます。大人の方にも実際に体験いただきました。
★腕力発電式 戦術チーム対戦ゲーム「発電の絆」(郡山北工)
左右のハンドルを回して発電することによりロボットを動かす対戦型のゲームです。ロボットについている針で対戦相手のロボットの風船をわります。楽しく対戦していただきました。
ご協力いただいた各校の先生方、そしてボランティアで参加し運営してくださった高校生の皆さん、本当にありがとうございました。
