昼と夜の長さに変化
〜ホームページに画像掲載〜

2005/07/21


 日々、昼と夜の長さが変わっていることに気づいていますか?

 1日ごとで比べると少しずつの変化なのであまり気づきませんが、あるとき、日が長くなったな、短くなったなと気づくことがありますね。これは、地球が太陽の周りを回るときに描く面(公転面)に対して地球の地軸が傾いているからです。この昼と夜の変化を見比べることができるシステムが見られる、科学館のホームページを紹介します。

     


科学館のホームページを開いてみよう

 JR郡山駅前のビッグアイ22階にある科学館の展望ロビーにはカメラが備えられており、インターネット上から駅周辺の風景をリアルタイムで見ることができます。

 このカメラで撮影した画像をは1時間置きに保存しています。ホームページで、その画像を並べて表示しているので、その変化を知ることができるようになっています。

 

★1日の長さを比べてみよう

 科学館のホームページを開くと「施設案内」のメニューがあり、そこから「ライブカメラ」を選ぶと「北側の画像集」「南側の画像集」があります。どちらかを選択すると、1週間分の画像が表示されます。

 1日単位の画像では、昼と夜の長さの変化は分かりませんが、画面の上部にある表示期間の日付の設定と表示間隔を30日単位にすると、日の出、日の入りの時間の違いが分かります。日付を昨年の12月ごろから設定すると、変化がよりはっきりします。

★季節をあらわす24節気

 1年の中で昼が最も短いのは「冬至」のころ、昼が最も長いのが「夏至」のころと言われます。「冬至」「夏至」などは中国から渡来した言葉で、1年を24に分けて季節を表しています。

 日の出時刻を比べてみると、冬至は昨年の12月21日で午前6時49分、夏至は6月21日で午前4時18分でした。日の出時刻だけで2時間半もの差があり、このころの写真を見比べると、その違いにびっくりしますよ。


夏至(今年6月21日)午前4時の郡山の明るさ


冬至(昨年12月21日)午前4時の郡山の明るさ

 

★郡山の天気の変化も見てみよう

 このホームページでは、郡山の天気の移り変わりも見ることができます。例えば、午前中は晴れていたのに、午後には雨だったということが分かります。夏休みにチェックしてもいいでしょう。

 時間帯による郡山の街の明るさも知ることができ、郡山の生活環境を考える材料にもなります。

 このほかにも、科学館のホームページには、イベント情報や科学の情報、ゲームなどがたくさんあります。ホームページを1度開いて「探検」してみてください。

     
 

(事業課 鈴木 典秋)

   

2005年7月21日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より