CG制作に挑戦しよう
〜お絵描き楽しむ感覚で〜

2005/09/02


  ふれあい科学館では毎年、コンピュータで制作した絵画の作品展「コンピュータグラフィックス(CG)展」を開いています。5回目となる今年のテーマは「宇宙で運動会」。小学生以下の部、中学生の部、一般(高校生以上)の部の3部門で、10月10日まで作品を募集しています。CG制作にぜひ挑戦してみてください。

     


【作品1】大賞・名誉館長賞
「宇宙の情報ステーション」

 初めての方は、パソコンにあらかじめ付属しているペイントソフトなどでCG作りに取り組んでみましょう。お絵描きを楽しむような感覚で、簡単に描くことができます。「鉛筆」や「エアブラシ」「塗りつぶし」などのいろんな機能を使い、宇宙での楽しい運動会を想像しながら、CGを制作してみましょう。

 言葉だけではイメージがわきにくいと思うので、前回(第4回)の受賞作品を紹介しましょう。前回の作品テーマは「宇宙の生活」でした。

 

 【作品1】は大賞・名誉館長賞の「宇宙の情報ステーション」(遠藤 未来子さん作)です。宇宙のショッピングモールにある、全面が展望スペースの休憩所を描いています。宇宙のいろいろな情報が集まる端末があり、毎日いろいろな生物が訪れるそうです(作品コメントより)。空間構成の巧みさ、細かい部分の作り込みの素晴らしさが評価されました。

 【作品2】は準賞・スペースパーク賞の「うちゅうのみんな」(関根 惟さん作)です。「宇宙でこんな楽しい生活できたらいいな!」という思いを描いています。作品からは、楽しんで作っていることが感じられ、見る側も思わずほほ笑んでしまいます。


【作品2】準賞・スペースパーク賞
「うちゅうのみんな」

 

 ほかにも素晴らしい受賞作品がたくさんあります。科学館のホームページで紹介しています。第1回から昨年の第4回まで、いろいろな作品があって楽しめます。

  優秀作品は11月3日から来年1月9日まで、科学館の22階展望ロビー(無料)に展示します。また、11月3日から9日までの1週間は、一般審査として来館者による人気投票も行います。この投票結果と審査員による審査で各受賞作品を選びます。ぜひお気に入りの作品に投票してください。科学館のホームページからでも投票できます。

 コンピュータグラフィックス展の応募方法などは科学館ホームページ、電話などで確認してください。

     
   

2005年9月1日 福島民報新聞 情報ナビ タイム「スペースパーク便り」より