郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

　今回お届けした実験・工作は、「風船ロケット」です。参加者は5年生の児童とその保護者・先生、合わせると300名を超える大人数で実施しました。

　初めに学年委員長さんのあいさつの後、さっそく工作がスタートしました。

　科学館のスタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の方と一緒になって10分程で科学館オリジナルの「風船ロケット」を完成させました。皆さん、さすがでしたね。

　でも今回は、この後に行う活動がメインの活動になりました。その活動の目標は、「同じ材料を使って、最初に完成させた風船ロケットよりも、遠くまで飛ぶ風船ロケットを親子で作ろう！」でした。ここから、「より遠くまで飛ばすには…？」を親子で相談しながら、２機目のロケット作りが始まりました。

　風船ロケットの長さをより長くして遠くに飛ばそうと頑張る親子、ロケットにつける羽の位置、さらには、枚数や大きさを変えて挑戦する親子など、体育館の中は、真剣に取り組む親子の姿に溢れていました。残念ながら、時間が足りなくなり目標を達成できなかった親子もいましたが、十分楽しんでいただけたのではないかと感じました。

　最後に、科学館のスタッフが、ロケットが飛ぶ仕組みについて、３つの実験を実演しながら会場の皆さんに説明をしました。中でも、体育館の天井まで届いたロケット発射実験には、歓声と驚きの声が湧きあがりました。

　富田東小学校5年生の皆さん、そして保護者の皆様、ありがとうございました。