2004年5月7日(金)撮影

2004/05/12


 

 現在2つの彗星が非常に見やすくなると予想されています。それが、リニア彗星(C/2002 T7)とニート彗星(C/2001 Q4)です。

 今回科学館で、宵空に見られるニート彗星の様子を捉えることができましたので、ご紹介いたします。

 

写真

 

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 当日は素晴らしい晴天のため、まだ宵空低いところに見られるニート彗星を捉えるため、西の空がよく見られる湖南町に出かけました。

 ただ低いところはもやがかかったような状況で、肉眼で彗星の姿を捉えることは困難な状況でした。おおいぬ座の1等星シリウスの近くに彗星が見られることを星図で確認し、双眼鏡をその方向に向けると、明らかに星と異なるぼんやりとした天体の姿が見つかりました。

 尾ははっきりとわかりませんが、左(南側)にぼんやりと広がっている様子が確認できました。双眼鏡で見るとしっかりした明るさで、3等くらいだと思われます。

 なお、今後のニート彗星は日ごとに星座の中を移動し、宵空高くに見られるようになります。高くに見られると、それだけ見つけやすくなるとともに見る条件がよくなります。太陽に最も近づくのが5月16日ですので、これから明るくなる可能性も十分あり期待できます。

 彗星の明るさや尾の見え方は突然変わる可能性があります。現在はまだ予想より暗い光度ですが、しばらくの間は目が離せません。

 

 科学館では今後も継続的にニート彗星の様子を撮影し、公開してまいりますのでどうぞお楽しみに!