【開催報告】

2006/10/17


 

 郡山市ふれあい科学館 開館5周年記念投映の第一弾を、平成18年10月15日(日)に開催しました。他のプラネタリウムの解説者・天文学者をゲスト解説者にお招きして、福島県や東北地方など、身近に広がっている話題と関連した星のお話を紹介していただくもので、開館5周年を記念した初の試みです。
 今回は、盛岡市子ども科学館の吉田栄さんをお迎えし、宮沢賢治が見た小岩井農場の風景や、銀河鉄道の夜に登場する星座たちを紹介していただきました。

 
         
 


コンソールにて解説を行う様子

 

 ゲスト解説者の吉田さんは、宮沢賢治の故郷である岩手県にある盛岡市子ども科学館のプラネタリウムで解説を行っています。また、宮沢賢治の作品をもとにしたプラネタリウム番組も制作されています。

 今回は、ふれあい科学館のプラネタリウムの星空と映像のもとで語っていただきました。

 
         
 


小岩井駅の映像

 

 宮沢賢治は、小岩井農場によく訪れていたそうです。この時の情景が賢治の詩集に記されています。

 まずは、吉田さんが自ら撮影してきた小岩井駅から農場までの映像と賢治の詩集をあわせ、賢治のたどった道のりを巡っていきました。

 
         
 


KAGAYA氏の美しい映像も登場

 


矢印で示されたこと座の姿が分かります!

 
         
   その後、小岩井農場で日没を迎え、最後は南の島まで出かけ、銀河鉄道の夜に登場する星座たちをめぐっていきました。ふれあい科学館のスタッフとは、また一味違う吉田さんの語りの世界に引き込まれ、参加者のみなさんは天の川の星々や銀河鉄道の世界に想いを馳せている様子でした。
 今年は、宮沢賢治の生誕110周年にあたり、色々なイベントが行われています。投映の途中では、デジタルファインアーティスト・KAGAYA氏の作成したCGも登場しました。
 賢治の過ごした花巻の風景と、銀河鉄道の夜の世界を表現した見事な映像に、みなさん感動しているようでした。
 
         
 


たくさんの方にお越しいただきました

   吉田さん、今回はすてきなお話をどうもありがとうございました!

 これからも様々な方がゲストとして登場します。

 次回(10/28)は、名古屋市科学館の服部完治さんにお越しいただき、「螺旋(らせん)の宇宙誌」をテーマに、会津若松市にある「さざえ堂」と宇宙観を結んだ、星の世界をご紹介いただきます。どうぞお楽しみに!