【開催報告】月焼き陶芸の魅力〜手のひらで宇宙を感じよう〜

 館全体で「月」について特集する全館企画「月の科学」を平成21年1月18日(日)まで開催しておりますが、この中で、月の砂の模擬砂(レゴリス・シミュラント)を使った陶芸「月焼き陶芸」の展示を行っております。

 平成21年1月12日(月・祝)に、月焼き陶芸を制作された陶芸家の佐藤 百合子さんをお迎えし、月焼き陶芸の特徴や工夫などの紹介や、佐藤さんからお茶を点てていただくお茶会を開催いたしました。

 

 開催当日の朝はうっすらと雪が積もっておりましたが、第1回目から満席となる盛況ぶりでした。

 今回のお茶会は、形式ばらずに自由な雰囲気で誰でも楽しめるものでしたので、小さな子どもから大人の方まで幅広い年齢の方に参加いただきました。

 まずは、佐藤 百合子さんから月焼き陶芸とはどういうものか、どのような特徴や工夫点があるかなどを簡単にご紹介いただきました。


 

 そして、佐藤さんから参加者にお茶を点てていただきます。

 月焼き陶芸の作品それぞれが特徴ある形や色合いとなっています。参加された皆さんは月焼き陶芸を実際に手に持ちながら、その姿とお茶を楽しんでいたようです。

 お茶会の途中には、「何度ぐらいの温度で焼くのですか?」「月の砂と地球の砂ではどのような違いがあるのですか?」など、多くの質問が飛び出し、科学と芸術の両方の面から月を楽しんでいただけたようでした。


 今回は3回の開催で、合計50人の方に楽しんでいただきました。この月焼き陶芸の展示をはじめ、全館企画は1月18日まで開催中です。みなさんぜひ遊びにきてくださいね!

 【全館企画「月の科学」のホームページはこちら】