郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

　まずはじめに、レンズを使わないピンホールカメラのしくみを、大越先生から説明していただきました。針で箱に小さな穴を開け、穴から通った光が暗い箱を通ると、どのようになるのかという説明を興味津々に聞きました。話が終わるといよいよ箱カメラの作成を開始しました。

　型紙を切り抜き、外側の箱、内側の箱と順番に作っていきました。特に内側の箱は光がもれると、上手くいかないので、ていねいに作りました。最後に画像を映すスクリーンの役目をする紙を貼って完成です。内側の箱をスライドさせてピントを合わせると、スクリーンに景色が反転してくっきりと見えました。

　さらにカメラの位置を定め、ピントを合わせたままスクリーンの上に感光紙を固定し、しばらく感光させた後、その紙にアイロンで熱を加えると・・・。景色が写真のようにみごとに写りました。その後は、写す景色や光に当てる時間を変えたりと、いろいろ工夫をして、みんなで箱カメラの撮影に熱中していました。