郡山市少年少女発明クラブ 第9回 活動報告

2016年1月17日(日)

 第9回目の活動は「からくり工作(喜多方人形)に挑戦」でした。

 

 今回製作するのは、ロープを使って動く「からくり人形」で、発明クラブの東北ブロック会議で喜多方市少年少女発明クラブが発表したものです。

 作業にあたって、黒森先生から次のような注意点がありました。

 ・ストローに切り込みを入れる際、切りすぎないこと。

 ・切りこみの深さや長さが、人形の微妙な動きを決めてしまうこと。

 ・どうしたら順番(手首→肘→肩)に曲がるのか、考えながら切ること。

 ・ストローは、固い板の上で切り、手の置き方に気をつけること。


 作業が始まると、どのクラブ員も真剣に作業に取り組みました。

 40分程で、ほぼ全員が「からくり人形」を完成させ、作品を紹介し合いました。

 「工夫したところは、手首、肘、肩の順に曲がるように切り方を少しずつ変えたところです。」、「全体のバランスを取るのが難しかったです。」、「思いがけないな変な動きをするので、自分でもおかしくて笑ってしまいました。」などなど、それぞれに思いを発表し合いました。

 後半は、「からくり人形」の動く仕組みを利用して、オリジナル作品を作り上げることに挑戦しました。左下の写真は、完成した「油圧シャベル」です。


 感想カードから三つ紹介します。

・「ストローを切るという簡単なことが、思うようにできなくてとても難しかった。でも、その動きをもとに、どんな動物や機械に似ているか考えたりしてとても楽しかったです。」

・「このしくみを利用して、家で『おいでおいでするもの』、『サッカー選手が蹴っているもの』、『掃除機のように掃除するもの』などを作り、もっともっと遊んでみたくなりました。」

・「オリジナル作品では、関節をへびのように工夫しました。自分で作ったことが楽しかった。別な切り方も見つけられて良かった。」 


 次回は「3D万華鏡を作ろう」と閉講式です。お楽しみに!