郡山市少年少女発明クラブ 第10回 活動報告

2016年2月14日(日)

 第10回目の活動は「3D万華鏡を作ろう」でした。

 

 最初に、大越先生から「3D万華鏡」についてお話がありました。

 まず、立方体万華鏡がいつ頃誕生したか、また、どんなふうに紹介されてきたのか、説明がありました。そのお話によると、だれが最初にプラスチックミラーを用いて作ったのかは不明だそうです。

 続いて、実際に鏡を使って面を向い合わせにする実験を行い、角度によって見え方が変わることを確認し合いました。「この隙間から見て!なんかおもしろいね。」、「ちょっと変わって見える。不思議だなあ。なんだろう?」と、興味深く覗いていました。


 作業をする上で、「ラインアート・デザインを決めてしっかり下書きをすること」・「カッターでキズを付け、光の通り道をつくること」などの注意点の説明があり、マジックの太さや、ラインの入れ方に工夫を凝らし、それぞれ個性豊かな作品を完成させることができました。


 そして、本日は平成27年度の最後の活動日でした。

 黒森会長、伊東ふれあい科学館長からご挨拶をいただき、今年度全ての回に出席したクラブ員4名に奨励賞の授与がありました。


 最後に感想カードから二つ紹介します。

 「1年間、僕は、一度も休まず来てよかったと思います。作品を作ってうまくいかないときも、工夫して完成することができました。出来たときの達成感がすごくうれしいです。来るたびにいろんなことを発見できました。」

 「1年間、発明クラブに参加して、今の普通の生活は昔の人が努力し、発明したものに支えられていて、それほど発明は大事だということが分かり、とても有意義な時間を過ごすことができました。この1年間でたくさんの知識を得ることができたので来年は、さらにレベルアップしたことをやってみたいと思いました。」

 ご指導くださった3名の先生方、そしてクラブ員の皆さん、1年間、大変お世話になりました。