プラネタリウム一般番組

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 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。

太陽が消える 〜7月22日の皆既日食〜 2009年5月1日(金)〜6月30日(火)

番組内容

 7月22日には、日本全国で日食を見ることができます。中でも奄美諸島などでは、太陽がすべて欠け“黒い太陽”が空に浮かぶ「皆既日食」を見ることができます。

 太陽が欠けていく日食がなぜ起きるのか、また皆既日食の魅力を紹介するとともに、安全な観察方法を知り、不思議な現象を楽しみましょう。

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

 いつも変わらず地上を照らしている太陽が欠けていき、すべて明るく輝く部分が消えてしまう「皆既日食」は、昔の人にとっては非常に不思議で、また神話などで語られてきました。

 その現象は非常に美しく、また神秘的なものでもあり、現在は多くの人が皆既日食の魅力にひき込まれています。世界天文年の今年、その皆既日食が久々に日本でも見られ、大きな話題となっています。

 郡山では皆既日食となりませんが、三日月ほどまで欠けた太陽の姿を見ることができます。日食を楽しむための方法や、日食の原理などの知識をご紹介します。すると、太陽・月・地球の奇跡的な出会いを感じることもできます。

 なお、相手は太陽ですから、安全に観察しないと大変なことになります。そのコツも詳しくご紹介します。お見逃しなく!
 

【近藤解説員】

 今年は7月22日に日本で皆既日食が見られます。1963年以来、46年ぶりのことです。地上を明るく照らす太陽が隠れ、辺りが暗くなる皆既日食は、とても神秘的な現象で、これを見るために何度も海外へ足を運ぶ人もいるほどです。

 日食とは、月が太陽を隠す現象です。つまり、太陽の方が月よりも私たちから遠くにあることが分かります。美しいだけではなく、宇宙の広がりを感じさせてくれる、とても魅力的な現象なのです。

 郡山では、当日三日月ほどに太陽が欠けた様子を見ることができます。今回の番組では、日食の仕組みや安全な見方などを、様々な映像を交えながらご紹介いたします。

 ぜひ、この番組をご覧になり、今年一番の話題となるであろう天文ショーをお楽しみください!
 

【水谷解説員】

 日が食べられると書いて日食。名前のとおり、だんだんと日(太陽)が欠けていく姿を見ることができます。この日食が今年7月22日に全国的に見られます。特に、奄美諸島のあたりでは太陽が全部欠ける皆既日食が見られます。そのときには、普段見ることの無いような不思議な様子を目の当たりにし、幻想的な光景が広がるとも言われます。郡山でも、太陽の半分以上が欠け、三日月のような姿になります。

 さて、日食はどのようにして起きるのでしょう?太陽を食べるのは誰でしょう?また、皆既日食にはどのような不思議なことが起きるのでしょう?今回は、今年の夏にやってくる日食という、天文ショーについてじっくりとご紹介します。もちろん、太陽は直接見てはいけません。そのために、安全に日食を観察する方法も紹介します。

 プラネタリウムを見て、今年の夏は日食を楽しみましょう!(もちろん、夜に輝いている星たちの紹介もしますので、ご安心を)

次回(2009年7〜8月)の予告

  天の川めぐりの旅


7月22日の日食を楽しみましょう!

 

 


黒い太陽の魅力とは?
(C)木村直人

 

 


安全な方法で日食を観察しましょう!
(C)GOTO