シュワスマン・ワハマン第3彗星
2006年4月28日撮影

2006/05/01


   

 「なぞの彗星」などと呼ばれ、このゴールデンウイークから5月中旬にかけて星空で大きな話題となりそうな「シュワスマン・ワハマン第3彗星」ですが、順調に明るくなってきているようです。

   

小野町にて撮影 (撮影:齋藤正一)

 

2006年4月28日(金)23:25(C核)、23:48(B核)
200mmf5 露出140秒(デジタルカメラ、直焦点)
撮影地:小野町 撮影:齋藤正一(S.P.V天文グループ)

 

<コメント>

 4月22日から約一週間が過ぎましたが、だいぶ増光してB核もはっきりしてきました。光度はC核が5等、Bが8等程度でしょうか?
 今日の空は、小野町でもどんよりとして4等星がやっと見える悪条件でしたが、尾も写りました。地球に接近してきたためか、一分の経過でも星の間を動くのが分かりました。   ゴールデンウイーク、そして地球と彗星の接近する5月12日前後に向けて、肉眼でも見られるのか? そして、これからどのような姿を見せてくれるか? 非常に楽しみです。ぜひ、この彗星に注目してください。
 S.P.V天文グループでは、これからもシュワスマン・ワハマン第3彗星を追いかけていきます。お楽しみに!