【開催報告】第50回 郡山市こどもまつり

 S.P.V科学グループと天文グループは、2015年5月5日(火)のこどもの日に開催された「第50回 郡山市こどもまつり」に参加しました。

 

【わくわく科学工作「グライダー作り」】 

 科学グループでは、梱包用ビニールテープを使ってグライダー作りを行いました。

 毎年、高校生ボランティアがお手伝いに来てくれます。今回も数名の高校生が参加し、上手に飛ばす工夫も教えてもらいながら仕上げました。「さあ、飛ばしてみようね」とお姉さんがたちが声をかけてみんなで一斉に飛ばしました。「フワッ!」と飛んだ瞬間、子供達からの「すごーい!!」の歓声が…。ほかに折り紙の円筒グライダーも用意し、約250人の親子連れに楽しんでいただきました。


【太陽を観よう!】

 天文グループはミューカルがくと館を会場に、天体望遠鏡を使っての太陽の観察や、ふうせんロケット作りを行いました。

 太陽観察は、ミューカルがくと館に設置してある口径15cmの望遠鏡に太陽投影盤を取り付けて安全に見てもらいました。午前中は雲がかかってあまり見えませんでしたが、午後からはすっきりと晴れて大きな黒点も見ることができました。また、口径10pの望遠鏡にHα線で見られるアダプターを取り付け、太陽の縁の様子やまわりのコロナの様子を観察しました。


 普段なかなか見ることができない太陽を見ようと大勢の方が訪れました。ドーム内に入ってくると、望遠鏡の大きさに「すごーい!」と声があがりました。初めて太陽の姿を見た方も多く、黒点がはっきりと見えている様子や望遠鏡で見る太陽の姿に感動されていました。また、太陽の大きさや温度について説明すると、身近な太陽のスケールの大きさに驚かれる方もいらっしゃいました。

 左の写真は、投影された太陽の様子です。円の中央右寄りのところに大きな黒点の塊が見えています。


【ふうせんロケットを飛ばそう!】

 もう一つの会場では、ふうせんロケット作りを行いました。小さい子も高校生ボランティアのお兄さん・お姉さんに優しく教えてもらいながら丁寧に作っていました。完成したロケットを使って、室内で飛ばし方の練習をしました。うまく飛ばせなかった子もいましたが、一緒に飛ばしたり、羽を位置を変えるなどして、ちゃんと飛ばせるようになると「やったー!」と大喜びしていました。