科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2019年6月13日(木)に、郡山市立日和田小学校で開催しました。

 

 今回お届けした実験・工作は、「ぶっとびロケット」です。参加者は3年生の児童の皆さんとその保護者・先生、合わせて162名で実施しました。初めに学年委員長さんのあいさつの後、さっそく工作がスタートしました。

 科学館のスタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは、保護者の皆さんがそれぞれ一つずつ科学館オリジナルの「ぶっとびロケット」を作り始めました。当日は湿度も高く、しかも体育館の中なので、児童の皆さんや保護者の皆さんも汗をかきながらの本気になって作業に取り組んでいただきました。その甲斐あって、30分ほどで「ぶっとびロケット」を完成させることができました。

 

 作品が完成した後、さっそくロケットを飛ばす実験を親子一緒になって行いました。ロケットがまっすぐ上に上がる児童の皆さんもいれば、斜め横に飛んでしまう児童の皆さんもおり、スーパーボールをまっすぐ落下させることがいかに大切かをお互いに学ぶことができました。

 最後に、科学館のスタッフが、ロケットが飛ぶ仕組みについて、3つの実験を実演しながら会場の皆さんに説明をしました。中でも、科学館オリジナルの3段式ぶっとびロケットの威力は大変なもので、発射されたロケットが体育館の天井まで届きそうになり、歓声と驚きの声が湧きあがりました。この実験を各グループ代表の児童の皆さんにも体験していただきました。

 児童・保護者の皆様、そして、先生方、本当にありがとうございました。