郡山市ふれあい科学館では2019年11月10日(日)に、ワークショップ「望遠鏡を作って観よう!」を開催しました。

 

 講師には、国立天文台天文情報センター准教授・普及室長の縣秀彦先生をお迎えしました。

 今回は、幼稚園のお子さんから大人の方まで、多くの方にご参加いただきました。

 まず縣先生から、望遠鏡で宇宙を見る面白さを、ガリレオ・ガリレイが発見したことを交えながら、わかりやすく紹介していただきました。

 

 そして望遠鏡づくりに取り掛かりました。縣先生と、一つずつ順番を確かめながら作っていきます。小さなお子さんも、おうちの方と一生懸命作っていき、みなさんの「マイ望遠鏡」が完成しました。

 完成のころには窓の外がきれいな夕焼け空で、金星も見えてきていました。待ちきれず、窓越しからの金星観望にチャレンジしました。

 

 室内で望遠鏡の基本的な操作方法と、三脚の使い方のコツを紹介したのちに、駅前広場に出ての観望に移りました。土星と月の観望でしたが、最初は導入に手間取ったものの、みなさん姿を捉えることに成功したようです。

 これからも晴れたときは家で天体観察を楽しみ、いろいろな宇宙の姿を発見してみてください。

 縣先生、本当にありがとうございました。