科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2020年9月16日(水)に、郡山市立赤木小学校で開催しました。

 

 今回は科学クラブの皆さんということで、特別に「たまらんコップ」と「回るんdeスッテ」の2種類をお届けしました。参加者は4年生から6年生の児童と先生、合わせて24名で行いました。

 はじめに「たまらんコップ」を作りました。ストローのジャバラの所で360°曲げ、セロテープで固定します。次に紙コップの底に丸箸で穴をあけ、先ほどのストローをコップの中から通します。底の部分から出てきたストローとコップの底をホットボンドで水が漏れないように粘着します。最後にコップが立つように長く伸びているストローを切り取り完成です。

 

 引き続き、2つ目の工作「回るんdeスッテ」を作りました。クリーンカップのふたに竹箸を差し込み穴を大きく広げます。その穴にストローをジャバラまで差し込み1.5cmくらい残して切ります。セロテープでストローの長いほうを折り曲げふたに固定します。

 次にクリーンカップの胴の部分に2カ所斜めに穴を開けます。そして、マジックで模様を描いたスチロール球を中に入れふたをして完成です。児童の皆さんは、慎重に作業を進めたので、ケガすることもなくスムーズに作業は進みました。

 

 2種類の工作が完成したので、遊び方を伝え実際に一人一人遊んでみました。「たまらんコップ」では、水をコップの中のストローの高さ以上に入れると、なぜコップの底から水が出てきてしまうのか疑問の声がわきました。また、「回るんdeスッテ」では、息を吹き込んでも回らないスチロール球が、息を吸い込むと回る不思議さを体験しました。

 最後に大気圧や気圧の高低差について簡単にお話をして宅配便を終了しました。

 科学クラブの皆さん、そして先生方、本当にありがとうございました。